ホームページに表示されるヘッダー、コンテンツに続いて、最下部に設置されるのがフッターです。フッターは、ほかの部分よりも閲覧される可能性は低いものの、興味を持ったユーザーが見ることが多く、商品やサービスへつなげやすい部分です。
この記事では、フッターの役割や記載すべき項目、デザインのポイントなどを解説します。
フッターとは?

フッターとは、ホームページの最下部に表示される部分です。最後までコンテンツを閲覧したユーザーが求めると考えられる情報が記載されます。
たとえば、企業情報やサイトマップ、CTAボタンやSNSへのリンクなどが記載される内容です。ユーザーが興味のある内容以外に、企業が提示する必要のある著作権や個人情報に関する案内も記載されます。
ホームページ内の全ページに共通して表示されるのが、フッターの特徴です。
ヘッダー・メニューバーとの違いは
フッターとヘッダー・メニューバーとは、ホームページの表示位置と役割が異なります。
ヘッダーは、ホームページの最上部に表示される部分です。ホームページ閲覧時に最初に目にする部分で、第一印象の大部分を占めるため、イメージやブランディングとしての役割を果たします。
メニューバーは、目的とする情報にたどり着きやすくするために導線として設置する部分です。表示位置に決まりはなく、ヘッダー、フッター、サイドのどこに設置するかで特徴が変わります。ユーザーが別の情報を確認したいときの指針としても機能します。
フッターの役割
フッターの役割は、ナビゲーションやCV導線、ブランドイメージ強化の3つです。
主要ページへ誘導する「ナビゲーション・サイトマップ」としての役割
ユーザーがホームページ内の情報を探しやすくなるよう、ナビゲーションとしての役割を果たします。ホームページ内の主なページへのリンクをまとめたサイトマップを用いれば、一覧で何があるかを把握でき、ユーザーが必要な情報を獲得できます。
問い合わせ・資料請求などの「CV導線」としての役割
フッターは、問い合わせや資料請求などのCTAを設置することでCV導線としても機能するのが特徴です。基本的にフッターはホームページ内の全ページで共通して表示されるため、どこからでも誘導可能です。
ブランドイメージを強化する「看板」の役割
フッターのデザインの印象がよければ、ブランドの信用性や使いやすさが向上し、ブランドイメージを強化できます。ヘッダーやコンテンツとのバランスを考えてデザインや配置を決めることが、看板として効果を発揮できるフッターの特徴です。
フッターに記載すべき代表的な項目

フッターに記載すべき項目で代表的なものを6つ紹介します。
会社概要
会社概要は、会社名や住所、電話番号など会社情報を掲載する項目です。会社情報が掲載されていると、信頼性が生まれ、企業が実在していることを伝えられます。
サイトマップ
サイトマップは、ホームページのコンテンツへアクセスしやすいようにリンクを貼る項目です。コンテンツのページ数が多ければ厳選する、別ページでサイトマップを作るなどユーザーが使いやすい方法で記載する必要があります。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは、ユーザーの個人情報の利用目的や取り扱いを明記したものです。個別に通知するには手間がかかるため、プライバシーポリシーの公表をもってユーザーに利用目的を提示します。
お問い合わせや申し込みフォームへのリンクボタン
お問い合わせや申込フォームへのリンクボタン(CTA)は、コンバージョンにつなげられる項目です。フッターは、興味があるユーザーが情報を確認後閲覧する部分のため、誘導文と合わせて設置すると行動を促しやすくなります。
コピーライト
コピーライトは、ホームページ内のコンテンツの著作権が自社にあることを伝える項目です。コンテンツを無断で使用されないよう、けん制の意味合いで設置されます。
SNSアカウントへのリンク
SNSアカウントへのリンクは、ホームページの情報を広めてもらうための項目です。ユーザーがシェアすれば、SNSからのアクセスも期待できます。
フッター作成の4つのポイント
フッターを作成する上で押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
サイト全体の雰囲気とデザインのトーンを統一する
フッターは、サイト全体の雰囲気とデザインのトーンを統一しましょう。ホームページの一部なため、フッターだけ別のデザインやトーンにすると浮いてしまい、ユーザーも違和感を感じます。
色はもちろん、フォントや文字サイズ、画像など、ホームページ作成時にルールを決めておくと、一貫性が出せます。
情報を詰め込みすぎず、必要な要素をシンプルに整理する
フッターは、ホームページの信頼性を高める重要情報やユーザーの行動を促す情報を提供する部分です。情報を詰め込みすぎると利便性が悪くなり、ユーザーが混乱します。必要な要素をシンプルに整理すると、ユーザーが見やすくなります。
情報が多くなる場合は、階層やカテゴリで分けるなど工夫しましょう。テキストを画像に変更するのも有効です。ユーザーが必要とする情報を見極め、取捨選択することが大事です。
スマートフォンでも文字が読みやすく、タップしやすいレイアウトにする
ホームページは、別のデバイスから閲覧すると表示が異なる場合がほとんどです。文字サイズやレイアウトを工夫して、スマホからでも見やすいサイトをめざしましょう。
タップしやすいよう、指での操作がしやすい配置や余白にも配慮が必要です。
フッターの制作事例
株式会社エムズでは、さまざまな業種のホームページの構築・運用サポートを行っております。
今回は弊社の実績のなかから、フッターに関する事例の一部を紹介します。
iタウンページ

iタウンページは、近隣や出先で目的のお店や施設を探せる検索サイトです。
フッターには、ユーザー向けの情報、事業主様向けの情報、ヘルプの3つに絞ってリンクを貼りました。ロゴとキャラクターと合わせて、需要の高い全国の電話帳と病院検索、Facebookへの誘導をボタンで設置し、ユーザーの利便性を高めています。
緊急性が高い、もしものときに必要な電話番号のページリンクは、ロゴの下に設置することですぐに連絡できる配置にしています。ユーザーの必要とする情報、需要が高い情報を適切に配置した事例です。
VETS CAREER

VETS CAREERは、動物病院・ペット業界に特化したマッチング求人転職サイトです。
フッターには、求人を出したい企業がすぐに行動できるよう、CTAをトップに配置しました。その下にロゴと合わせて企業の会員登録とログインボタンを設置しています。
運営会社として提示が必要な利用方法やよくある質問、お問い合わせなどは、情報が多くなる分小さく配置してホームページのバランスを保っています。ホームページの目的に沿った構成で作成した事例です。
バーベキューハック

バーベキューハックは、バーベキュー場の検索サイトです。
フッターには、ホームページの説明をトップに配置しました。利用してもらうための訴求として、フッターを使用している事例です。
ロゴは控えめにして、サイトマップを並べ、関連サービスへの導線も作っています。ホームページだけでなくほかサービスへも誘導して、ユーザーを取り込む流れができているのが特徴です。
まとめ
フッターはホームページで最後に目にする部分でありながら、ユーザーの行動を後押しする重要な要素です。ユーザーに必要な情報と企業が提示しなければいけない情報を、バランスよく構成する必要があります。情報を整理して必要な項目を押さえ、ユーザーが利用しやすいフッターを作りましょう。

