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ポータルサイトの構築費用の相場は?見積もりの内訳や制作フローも紹介

portal site

ポータルサイトの構築費用は、規模によって異なります。後で想定より高かったと困らないよう、実際に作りたいポータルサイトの費用感を事前に確認しておくと安心です。この記事では、ポータルサイトにおける構築費用の相場や見積もりの内訳、制作の流れなどを解説します。

ポータルサイトとは?

ポータルサイトとは、さまざまな情報をまとめて閲覧できる総合的なWebサイトのことです。ホームページよりも掲載できる情報が圧倒的に多く、強い集客力を持っています。GoogleやYahoo!のような大規模なポータルサイトから、地域ポータルサイトや社内ポータルサイトなど小規模なものまで、多様性に富んでいるのが特徴です。

ポータルサイトの規模別の制作費用

ポータルサイトは、規模によって制作費用が異なります。規模別の制作費用相場は、以下のとおりです。

向いている規模や費用感は、希望する内容によって変わります。

小規模ポータルサイトは、費用を抑えたい、機能は最低限でいい、短期間で制作したい場合に向いています。機能は基本的なもののみなため、少ない費用で制作可能です。

中規模ポータルサイトは、信頼度のあるポータルサイトを作りたい場合におすすめです。顧客管理システムやメルマガ配信、記事コンテンツ制作などの機能が利用できるため、少ないページで記事やECなどを導入したい場合にも適しています。

大規模なサイトは、多くの顧客を集めたい、高品質なコンテンツをたくさんアップしてサイトを充実させたい場合に向いています。サイト内に情報を多く掲載できるため、より質の高いコンテンツを提供できます。

たとえば、株式会社エムズでは、小規模なサイトは150万から、大規模なサイトは600万以上が費用相場です。この金額はあくまで相場で、一番小規模なものでは、初期費用50万円で制作した例もあります。希望する内容や予算によって、費用は異なることを覚えておきましょう。

ポータルサイト制作における見積もりの内訳

ここでは、ポータルサイト制作における見積もりの内訳を紹介します。

企画・ディレクション費

ポータルサイト立ち上げ時に発生する、企画やディレクションにかかる費用です。依頼者のニーズに合わせてスムーズに立ち上げられるよう、全体をディレクターが整理します。

デザイン・コーディング費

ポータルサイトのページデザインやコンテンツなどのデザインにかかる費用です。プログラミング言語を用いて、デザインを実装させるコーディング費も含まれます。

バックエンド構築費

サーバやデータベースなど、裏で必要とされるシステムを構築するための費用です。自社サーバがなければレンタルサーバ代、ベースのあるCMSや会員サイト構築システムを使って構築した場合は月額のシステム使用料が含まれます。

保守運用費(ドメイン・サーバ・管理など)

ポータルサイト制作後にシステムを保守・運用するための費用です。サーバの管理やページメンテナンス、コンテンツの修正、サイトの不具合やバグの修正、ネットワーク障害などへの対応にかかります。

コンサルティング費

コンサルティングをお願いした場合に発生する費用です。制作会社によっては、コンサルティング業務も行っています。業務内容は、顧客集客、SEO対策、マーケティングなどがメインです。

ポータルサイト制作の流れ

ここでは、ポータルサイト制作の流れの一例を紹介します。

要件定義

まずは、要件定義を作成します。要件定義とは、依頼者が実現したいことをもとに、制作会社が必要な機能や工程を文章にしたものです。制作する目的を明確にして、ポータルサイト制作の道筋を作るために作成します。ポータルサイトを制作する上で、最も重要な過程です。

ワイヤーフレーム作成

作成した要件定義をもとに、ワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、ポータルサイトのレイアウトや配置などの構成を図式化した設計図です。目的に沿った構成になっているか、この段階で最終チェックします。

デザイン作成

次は、ページデザインの作成です。ユーザーの見やすさを重視したUI(ユーザーインターフェース)とユーザーの使いやすさを重視したUX(ユーザーエクスペリエンス)を意識して制作していきます。

コーディング

デザインが決まったら、Webサイトに表示されるようコーディングします。プログラミング言語を使ってソースコードを入力するため、対応するのはコーダーやプログラマーです。この段階に入ると、要件やデザインを変更できないため注意が必要です。

システム構築

続いて、システム部分を構築します。システムには必要な機能を入れる、SEO対策でサイトの高速化やSSL対策を施すなどの作業が必要です。

管理画面構築

システムの後は、管理画面を構築します。顧客が閲覧するWebサイトと同じく、見やすさを重視するUIや使いやすさを重視するUXを意識して作成することが重要です。

コンテンツ制作

最後に、コンテンツを作成します。どんなにサイトが見やすく使いやすくても、コンテンツが充実していなければ顧客が集まりません。コンテンツに困らないよう、構成時にコンテンツ制作も進めておくと安心です。

ポータルサイト制作における注意点

ポータルサイトは、制作段階で公開後の運用フローを決めておく必要があります。公開後は、顧客や掲載企業から問い合わせが来るため、誰がどう対応するかあらかじめ定めておくことが大切です。

一般的に、ポータルサイトは制作費用がかかる上、収益化できるまでに時間もかかります。十分な掲載数や情報量を確保し、SEOで上位表示させるためには、長い目で運用しなければいけません。あらかじめ収支計画を立て、軌道に乗るまで根気よく運用していきましょう。

株式会社エムズのポータルサイト制作おける契約から納品までの流れ

株式会社エムズでは、以下の流れでポータルサイトを制作します。

お問い合わせいただきましたら、まずは今後の流れをお話しします。機密保持契約はご希望でしたらこの時点で締結しますので、お申し付けください。

続いて、ポータルサイトのご希望を詳しくヒアリングします。ヒアリングでは、マネタイズやビジネスモデルに関しても必ずお伺いしており、ご希望に沿ったさまざまな提案ができるのが株式会社エムズの強みです。

ヒアリング終了後は、お伺いした内容をもとに機能一覧と構築スケジュール、概算費用を共有いたします。機能の精査や予算との兼ね合いなど、最終的にどのようなポータルサイトにするかをこのタイミングでご確認ください。

提示内容にご納得いただけましたら契約を締結し、制作開始です。システムではデータ設計を行ったものを共有し、ご確認いただいた後に調整を行い、デザインを修正します。

修正が完了したらシステムに反映し、調整やカスタマイズを行います。サイト構築後は、サーバの準備ができ次第、動作テストと調整に協力いただく流れです。テストが完了したら残金を請求させていただきます。お振込みが完了しましたら、サイトオープンです。公開後の調整は1ヵ月間無償で対応しておりますので、安心して運用してください。

公開後には、保守契約をお願いしております。保守契約の内容は、必要最小限のものから運営のサポートまで、柔軟に対応いたします。相談の上、内容を決定しますので、お気軽にご要望をお申し付けください。

まとめ

ポータルサイトの構築費用は、希望する内容と規模によって異なります。どんなことに費用がかかるのかを把握し、予算と相談しながら各項目の費用を設定しましょう。

株式会社エムズは、開発をすべて自社で手がけているためセキュリティや技術面に強く、コストを抑えつつ高品質なオリジナルポータルサイトの提供が可能です。お客様の成功を最優先し、柔軟に対応いたしますので、ポータルサイトの導入をご検討中でしたらぜひご相談ください。