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ポータルサイトのビジネスモデルとは?収益化の方法や作成方法について解説

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ポータルサイトのビジネスモデルには、いくつかのパターンがあります。本記事では、ポータルサイトの代表的なビジネスモデルの種類を紹介するとともに、ポータルサイトを作成するメリットや作成方法、事例などを詳しく掘り下げます。

ポータルサイトとは?

ポータルサイトとは、さまざまな情報が集まる「入り口」のようなWebサイトのことです。ユーザーは、必要な情報を効率良く探し出せるため、日常的に利用価値の高いサイトといえます。一方、運営側にとって、ポータルサイトは多くのユーザーにアプローチできるプラットフォームです。商品やサービスの認知度を高めたり、収益のチャンスを広げたりする効果を期待できます。

ユーザーにも運営側にもメリットがあるポータルサイトは、幅広い業種で導入されており、戦略的な情報発信やマーケティングの手段として活用されています。 ポータルサイトについては、「ポータルサイトとは?作成するメリットや活用事例を紹介」でも詳しく解説しています。

ポータルサイトの種類

ポータルサイトにはいくつかの種類があります。代表的なのが「総合型ポータルサイト」です。ニュースや天気、検索エンジンなど多種多様なサービスを一括して提供するサイトで、GoogleやYahoo! JAPANなどがあります。

「専門型ポータルサイト」は、特定の分野を専門的に紹介するサイトです。飲食店や医療、求人、不動産など、1つの分野に特化したコンテンツが充実しています。

そのほかにも、店舗や観光地など特定の地域に関連する情報が集約した「地域ポータルサイト」や、企業内の運用に特化した「企業ポータルサイト」などがあります。

ポータルサイトのビジネスモデル

ポータルサイトの代表的なビジネスモデルを3つ紹介します。

広告型

広告型のビジネスモデルとは、サイト内に広告を掲載することで収益を得る仕組みのことです。収益は、広告の表示回数やクリック数など、ユーザーの行動に応じて発生します。

商品購入や申し込みにつながらなくても、収益を得られるのがメリットです。多くのアクセスを集められるポータルサイトは、安定した収益を得やすいでしょう。ただし、広告が多すぎると、満足度の低下やユーザーの離脱につながるため注意が必要です。

掲載課金型

掲載課金型のビジネスモデルとは、商品やサービスをPRしたい企業から情報掲載の依頼を受け、その掲載料を収益とする仕組みのことです。主に地域型ポータルサイトや専門型ポータルサイトなど、ユーザー層が明確なサイトで採用されています。

広告型のようにクリック数や表示回数に依存しないため、安定した収益をしやすい点が大きなメリットです。一方で、掲載依頼をしてくれる企業が少ない場合は、収益が不安定になることもあります。積極的な営業を行い、一定数の広告主と継続的な関係を築くことが重要です。

成功報酬型

成功報酬型のビジネスモデルとは、成果に応じて報酬を得る仕組みです。成果とは、商品の購入や資料請求、アプリのインストールなどです。

成果が出たときにだけ費用が発生するビジネスモデルのため、広告主を獲得しやすいメリットがあります。アクセス数が多くても、成果につながらなければ報酬は発生しません。安定した成功報酬を得るためには、上質なコンテンツ作りと集客率の維持が求められます。

ポータルサイトを作成するメリット

ポータルサイトを作成する主なメリットは以下の2つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

アクセス数の増加が期待できる

ポータルサイトを作成することで、アクセス数の増加を期待できます。1つの分野に特化した専門型ポータルサイトでは、その分野に関するさまざまな情報が集約されています。その分野について関心を持つユーザーが、「〇〇について知りたい」「サービスを探したい」と思ったとき、情報収集の入り口としてそのサイトを選ぶ可能性が高くなるでしょう。

情報が一元化されたポータルサイトは、検索エンジンで一つひとつ情報を探すよりも利便性が高く、結果としてアクセスを集めやすくなるのです。

SEOの効果が期待できる

SEOの効果が期待できる点も、ポータルサイトを作成するメリットです。特定の分野に関する情報を網羅的に掲載するポータルサイトでは、関連するキーワードを多く含むページが自然と増えます。その結果、検索エンジンからの評価が高まり、検索結果で上位に表示される可能性が高まります。

検索結果で上位に表示されれば、アクセス数はさらに増え、信頼性や認知度の向上、収益の増加も期待できるでしょう。

ポータルサイトの作成方法

ポータルサイトの作成方法は、2通りあります。

目的やサービス内容に応じた方法を選びましょう。ポータルサイトの作成方法については「ポータルサイトの作り方|制作手順や注意点を紹介」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

CMSを使用する

ポータルサイトは、CMSを使用することで作成可能です。CMSとは、手軽に導入できるコンテンツ管理システムのことです。プログラミングの専門知識がなくても、直感的な操作でWebサイトを作成できます。

CMSのメリットは、導入の手軽さや費用を抑えられる点です。ただし、セキュリティリスクやカスタマイズの制約、管理の手間など、デメリットへの理解も必要です。

Webサイトの制作会社に依頼する

効果的かつ魅力的なポータルサイトを作成するなら、Webサイトの制作会社に依頼する方法がおすすめです。制作会社は、デザインやSEO対策、運用、セキュリティなど、専門的な知識と技術を持っているため、より効果的なポータルサイトを作成できます。管理や保守のサポートを受けられる場合もあり、安定的かつ長期的なサイト運用が行えるでしょう。

ポータルサイトの作成事例

ポータルサイトの作成事例をいくつか紹介します。事例を参考にし、サイトのイメージや構築のヒントを得ましょう。

iタウンページ

iタウンページは、エリアとジャンルを掛け合わせることで、お店や施設などの情報を検索できるポータルサイトです。そのほかにも、「職業別50音検索」「ジャンルから探す」「暮らしのコラム」など、さまざまな方法で検索できます。電話番号や地図、ルート案内など、検索に見合った店舗の詳細情報もすぐに確認できます。

バーベキューハック

バーベキューハックとは、バーベキュー場専用の検索ポータルサイトです。エリアや施設タイプ、条件・目的など、豊富な検索機能を備えているのが特徴です。「手ぶらで利用可能」「ペット可」「冬でもOK」など、さまざまなニーズに応じたバーベキュー場を簡単に見つけられます。人気ランキングや口コミなど、バーベキューを楽しむために役立つ情報も掲載されています。

セミナーベース

セミナーベースは、セミナー情報を扱うポータルサイトです。カテゴリや開催方法などから全国のセミナーを検索できるほか、予約数や閲覧数のランキングから人気のセミナーを見つけることも可能です。

セミナー開催者向けのサービスには、集客業務の代行や悩みを総合的に解決するセミナーコンサルティングなどがあります。セミナー開催に必要な機能を一つにまとめたツール「WebinarBase」も提供しています。

まとめ

ポータルサイトを作成する際は、サイトの目的や対象ユーザー、提供するサービス内容に応じて、最適なビジネスモデルを選択することが重要です。

ポータルサイトの立ち上げや運営、収益化に関してお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。​1000サイト以上のポータル・マッチングを構築した豊富な経験とSEO手法、最新のWEB技術を活かし、構築から運営までをサポートをさせていただきます。