ポータルサイトの作り方には、いくつかの選択肢があります。本記事では、ポータルサイトの具体的な作り方や制作手順、注意点を紹介します。よくある質問についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもポータルサイトとは?
ポータルサイトとは、さまざまな情報を1つの場所に集約し、ユーザーに提供するウェブサイトのことです。 ポータルサイトでは、ニュースや天気予報、地図、検索機能、ショッピング、メールなど、幅広い情報やコンテンツが提供されています。これにより、ユーザーは複数のサイトを個別に訪れることなく、必要な情報に素早くたどり着くことが可能です。インターネットが生活に欠かせない現代において、ポータルサイトはその中心的な役割を果たしています。
ポータルサイトの種類
ポータルサイトには、いくつかの種類があります。以下はポータルサイトの主な種類です。
- 総合型ポータルサイト
- 地域型ポータルサイト
- 専門型ポータルサイト
- 企業型ポータルサイト
- 社内ポータルサイト
ポータルサイトには、多くのユーザーを対象にしたものから企業内の運用に特化したものまで、さまざまな種類が存在します。各ポータルサイトは、ユーザー層に合わせて設計されているため、得られる情報やサービスの提供方法が異なります。効率的に情報を得るためには、目的に応じたポータルサイトを選ぶことが大切です。 ポータルサイトの種類については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ポータルサイトとは?作成するメリットや活用事例を紹介
ポータルサイト制作の手順
ポータルサイトの作り方には、いくつものステップがあります。ここでは、ポータルサイト制作の基本的な手順を紹介します。
目的の明確化・要件定義
まずは、ポータルサイト制作における目的を明確化します。「何のためにポータルサイトを制作するのか」「どのような効果を期待するのか?」などを具体的に考えます。目的を明確にしたうえで、「どの機能が必要なのか」といった要件定義を行いましょう。 スタート時点で方向性をしっかり定めておくことが、ポータルサイト制作の成功につながります。
競合調査
目的の明確化・要件定義を定めたら、競合調査を行いましょう。「どのように運営されているのか」「強みは何か」など、競合調査によって自社が制作すべきポータルサイトの方向性をより明確にできます。競合が提供していない機能やサービスを付加すれば、差別化を図ることも可能です。
デザイン設定
ポータルサイトは、ITスキルのないユーザーでも直感的に使えるデザイン設定をしましょう。 いくら機能が充実していても、操作が複雑なポータルサイトは機能しません。実際に使用するユーザーの意見を取り入れたり、競合ポータルサイトのデザインを参考にしたりすると良いでしょう。
コーディング開発・システム構築
目的や要件定義、デザイン設定が完了したら、コーディング開発、システム構築を行います。 コーディング開発とシステム構築は、ポータルサイトの作り方の中で、もっとも技術的な部分です。自社に必要なリソースがない場合は、 外部委託やパッケージ活用を検討しましょう。
コンテンツ制作
最後に、要件定義に基づいたコンテンツを制作します。有益なポータルサイトを作るためには、コンテンツの充実が必須条件です。 初回利用時のスムーズな情報取得によって、ユーザーはポータルサイトの利用価値を実感できます。継続的に利用する可能性も高くなるでしょう。ただし、ユーザーニーズは変化し続けるため、コンテンツは定期的な見直しと改善が必要です。
ポータルサイトの作り方
ポータルサイトの作り方は、大きく分けて3種類あります。それぞれの作り方について、詳しく解説します。
スクラッチ開発
スクラッチ開発とは、オリジナルのシステムをゼロから開発する方法です。既存のテンプレートやパッケージを利用しないため、開発期間が長く、費用も高額になる傾向があります。一方で、柔軟性が高く、カスタマイズ性が高い点がメリットです。 他社との差別化を図りたい場合や、既存テンプレートでは対応できない独自の機能を付けたい場合におすすめの作り方です。
パッケージの活用
パッケージとは、あらかじめ必要な基本機能が組み込まれたシステムのことです。すでに必要最低限の機能が揃っているため、構成やデザインをゼロから考える必要がありません。短期間での導入が可能で、すぐに利用を開始できる点がメリットです。 パッケージは標準仕様であるため、自社特有のニーズに対応しきれない場合もあります。カスタマイズ性や拡張性は、事前に確認しておくと安心です。
ツールで自作
ポータルサイトは、ツールで自作することも可能です。費用を抑えられるため、小規模で運用したい場合におすすめの方法です。 短期間かつ手軽に始められる反面、機能やセキュリティ面に制限がある点には注意が必要です。独自のカスタマイズや高度なセキュリティが必要な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
ポータルサイト制作における注意点
ポータルサイト制作における注意点を確認しておきましょう。
メジャーなプログラミング言語・フレームワークで開発する
メジャーなプログラミング言語やフレームワークを扱えるエンジニアは、数多く存在します。メジャーな技術で開発することで、運用に携わる人材確保が容易です。外部委託・パートナーとの連携もしやすく、長期的な安定運用が目指せるでしょう。
サイト公開後の運用を想定して制作する
ポータルサイトは、ただ公開するだけではなく、その後いかに運用するかが重要です。 公開後はユーザーからの問い合わせやトラブルが避けられません。迅速に対応するためには、事前に運用体制を構築しておく必要があります。 コンテンツの更新方法やサポート体制、セキュリティ対策なども、サイト運用における必須要素です。これらの要素を制作段階で考慮して制作すると、公開後の運用がスムーズになり、ユーザーの満足度も向上します。
ポータルサイト制作におけるよくある質問
最後に、ポータルサイト制作におけるよくある質問をまとめました。
ポータルサイトは自作も可能?
ポータルサイトの自作は可能です。ただし、ある程度のクオリティを求める場合は、プログラミングやWEB開発に関する知識が必要です。最低でもJavaScriptやHTML/CSS、サーバーサイドプログラミング、データベースといった言語や知識は身につけておくべきでしょう。 技術や知識に自信がない場合は、パッケージの活用や専門業者への委託をおすすめします。
ポータルサイトの作成に使えるツールは?
ポータルサイトの作成に使える代表的なツールは、以下のとおりです。
- WordPress
- Googleサイト
- Wix
- concrete CMS
- Microsoft SharePoint
- Global Portal
- kintone
- Notion
ポータルサイトの作成に使えるツールには、無料のものと有料のもの、また一部機能のみ有料のものがあります。 これらのツールを使用することで、専門的なプログラミング知識がなくても、ポータルサイトの構築が可能です。機能やデザイン性、使いやすさなどは、ツールによって大きく異なります。自社が求めるポータルサイトにはどれが適しているのか、複数のツールを比較検討することをおすすめします。
まとめ
ポータルサイトの作り方には、「スクラッチ開発」「パッケージの活用」「ツールでの自作」の3つがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。どの作り方でポータルサイトを構築するかは、目的やニーズ、予算などのさまざまな要素を考慮したうえで決定しましょう。 ポータルサイトの作り方に迷った場合、部分的にパッケージを活用する方法も選択肢の1つです。ゼロから作るより時間と費用を抑えられ、ある程度のカスタマイズが可能です。ぜひ一度ご相談ください。