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ビジネスマッチングとは?メリットや事例を紹介

matching site

ビジネスマッチングとは「課題を抱える企業」と「解決策を持つ企業」を結びつけることです。近年はWebサービス型のビジネスマッチングサービスも増えており、事業拡大や販路の確保などさまざまな目的で活用されています。 本記事では、ビジネスマッチングサービスの概要やメリット、デメリットをはじめ、具体的なマッチングサイトを挙げながら特徴を解説します。

ビジネスマッチングとは?

ビジネスマッチングとは、企業同士をつなぎ、相互にメリットのある取引や協業を促進する仕組みのことです。たとえば、「新しい技術を取り入れたい企業」と「その技術を持つ企業」を引き合わせることで、課題解決や事業拡大のチャンスがうまれます。 技術だけでなく、人材や教育、販路など自社だけでは解決が難しい課題に対して、外部のリソースを活用する手段としてビジネスマッチングは注目されています。 近年は、交際相手を探すマッチングサービスや不要なものを提供したい人とほしい人をマッチングするサービスなど多様な種類がありますが、ビジネスマッチングはその中の「ビジネスにかかわるもの」と捉えるとよいでしょう。

ビジネスマッチングサービス仕組み

ビジネスマッチングサービスの仕組みは、課題やニーズを持つ企業とソリューションを提供できる企業を、データベース上でマッチングさせる仕組みです。まず、利用企業は自社の魚種や目的、解決したい課題などを登録します。次に、登録された情報をもとに、条件に合うパートナー企業が提案されます。 サービスによっては、専門のコーディネーターが間に入り、ヒアリングや提案、面談のセッティングや見積作成などを支援します。専門家が入ることで、自社によりマッチする企業と出会いやすくなるのが特徴です。

ビジネスマッチングの方法

ビジネスマッチングには、以下3つの代表的なものをはじめとした、さまざまな方法があります。

中でも「Webサービス型」は、Webサイト上でパートナー企業と出会える方法です。情報の登録から気になる企業へのオファー、メッセージのやり取りや商談の取り付けなど、上流から下流までオンライン上で完結できるのが特徴です。 近年はAI機能を搭載したものもあり、より効率的に適した企業と出会える可能性が高まっています。本記事では、この「Webサービス型ビジネスマッチング」について詳しく解説します。

ビジネスマッチングのメリット

ビジネスマッチングを利用すると、リードの獲得や自社の技術力・ブランド力の向上だけでなく、コスト面にもメリットがあると考えられます。

リードを効率的に獲得できる

ビジネスマッチングを活用することで、営業活動を行わずとも自社サービスに関心のある企業と接点を持てます。相互にニーズが明確な状態で出会えるため、リードの質が高く、商談への発展率も高まりやすいのが大きなメリットです。設立してまだ日が浅い企業も、効率的にリードを獲得しやすいと言えるでしょう。

自社が所有していない技術を確保できる

自社で保有していない技術やノウハウを持つ企業と連携することで、新たな製品開発やサービスの拡充が可能になります。0の状態から技術修得や機材の導入などを行うには、十分な時間や費用が必要です。あらかじめほしい技術を持つ企業とマッチングすれば、スピーディーに事業を進められます。

企業のブランド力の向上が期待できる

ビジネスマッチングでは、名のある企業やその業界で信頼の高い企業などと出会うこともでき、協業によって自社ブランド力の向上も期待できます。一般的に名の知れた企業と提携できれば、自然と自社の名前も広まっていくでしょう。

コスト削減につながる場合もある

自社だけで事業を進める場合、費用や人的リソースなどさまざまなコストが必要ですが、ビジネスマッチングによってそれらのコストを削減できる可能性があります。設備や費用を投資しても事業が万が一うまくいかなかった場合、自社ですべて賄うとリスクも高まりますが、適したパートナー企業と出会えることでかかるはずだったコストを抑えられるでしょう。

ビジネスマッチングのデメリット

メリットの多いビジネスマッチングですが、中にはデメリットもあります。利用する前に押さえておきましょう。

ビジネスパートナーを見つけられない場合もある

ビジネスマッチングでは、必ずしも自社に合ったパートナー企業に出会えるとは限りません。とくに、業種やニーズが限定的な場合は候補となるパートナー企業自体が少なく、結果としてマッチングが成立しないというケースもあるでしょう。

成果を上げるまでに時間がかかる場合もある

ビジネスマッチングサービスを利用してパートナー企業との連携がはじまっても、成果を上げるまでに時間がかかる場合もあります。たとえば、関係の構築や業務内容のすり合わせなどに時間が必要です。とくに取引先が新規の場合、どこまで業務を任せられるか、期待通りの成果を出せるかなど慎重に進めなければならないでしょう。

ビジネスマッチングのWebサイトの事例

代表的なビジネスマッチングのWebサイトとして、以下4つのサイトの事例を紹介します。

IT ICHIBA

IT ICHIBAは「IT面に課題を持つ企業」と「IT関連の商材・サービスを提供する企業」をマッチングするサービスです。ソフトやハード、通信などITの主要5分野に対応しています。メールやオンライン会議などを使って無料で相談できるITコーディネータがおり、相談や調査、商談のセッティングなどを任せられるのが大きな特徴です。

信金コネクト

しんきんコネクトは、信用金庫の取引先のみが、手数料0円で登録・利用できるビジネスマッチングです。日本全国にある254個の信用金庫ネットワークによって、信用金庫が推奨する事業者のみとマッチングできる信頼性の高さが特徴です。情報登録から商談の申し込みまでWeb上で行うことができます。

チラCEO

チラCEOは、企業の決裁権を持つ人同士をマッチングし、商談機会の獲得を支援するサービスです。登録しているユーザーのうち7割が企業の社長であり、Web上で直接コミュニケーションを取りながらスピーディーに事業推進を図れます。大手企業に向けて複数企業が一堂にプレゼンを行うマッチングイベントやセミナーも随時開催されています。

Qooo

Qoooは、サービスに登録しているYouTubeクリエイターやインフルエンサーと、案件を依頼したい企業をマッチングするサービスです。条件を絞ってインフルエンサーを検索し、依頼内容を作成してメッセージを送る一連の流れも、すべてWeb上で行えます

まとめ:ビジネスマッチングサービスの開発に関する相談なら

ビジネスマッチングサービスは、従来の営業活動をより効率的にし、コストを削減しながらリード獲得を目指せるシステムです。とくにWebサービス型は近年注目されており、大手企業をはじめとしたさまざまな企業が利用しています。 サービスの特徴から、開発の際は専門知識や人的リソース、多くの費用が必要です。制作に失敗しないためにも、専門家に相談しするのがおすすめです。ぜひお気軽にご相談ください。