
ヤンマーは、カメラとディープラーニングを使ってキャベツを自動検出し、レーザーで刈り取り高さを自動制御するAI自動収穫機を開発しました。熟練オペレーターと同レベルの精度に到達したとされます。深刻な人手不足に悩む農業で、自社の技術を組み合わせた独自AIの好例です。
- ヤンマーは、AIとカメラを搭載したキャベツ自動収穫機を開発。収穫機の上方・側方のカメラ画像をディープラーニングで学習させ、キャベツを高精度に自動検出する。
- レーザーを使い、キャベツを引き抜く高さを自動制御しながら収穫する。
- 仕事の精度と速度の点で、熟練オペレーターによる現状の収穫作業とほぼ同レベルに到達したとされる。
CASE“熟練の目と手”を、AIが再現した
農業の現場は、深刻な人手不足に直面しています。とりわけ収穫は、熟練の判断と手作業が必要で、自動化が難しい工程でした。ヤンマーは、この難題にAIとカメラ、レーザーを組み合わせた自動収穫機で挑みました。
収穫機の上方と側方にカメラを設置し、大量の画像をディープラーニングで学習させ、高精度にキャベツを自動検出する。さらにレーザーで引き抜く高さを自動制御しながら収穫する。
出典: 日経ビジネス電子版 Special
special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/...
結果として、熟練オペレーターとほぼ同レベルの精度と速度に到達したとされます。長年培ってきた農機の技術に、AIという新しい目を組み合わせた成果です。
WHY“自社の強み×AI”という掛け算
この事例で見逃せないのは、AIを単独で使ったのではなく、同社がもともと持つ農機の技術とAIを掛け合わせた点です。カメラで見て(AI)、レーザーで測り、機械で刈り取る——自社の強みとAIが噛み合って初めて成立しています。
INSIGHTエムズの視点:AIは“自社の強み”と組むと活きる
この事例が教えてくれるのは、AIは単独ではなく、自社がすでに持っている強みと組み合わせてこそ活きるということです。長年のものづくり、現場のノウハウ、独自のデータ——そうした資産にAIを掛け合わせると、他社にまねできない価値が生まれます。
私たちエムズは、お客様の「自社ならではの強み」を一緒に見つけ、そこにAIをどう組み合わせれば効果が出るかをご提案します。流行のAIをただ導入するのではなく、御社の強みを引き出す使い方を考えるのが、私たちの役割です。
出典・参考
- 日経ビジネス電子版 Special「AI搭載の自動収穫・運搬ロボット」 https://special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/newstopics/11/?P=3
- minorasu(BASF)「【スマート農業】AI技術の活用事例9選」 https://minorasu.basf.co.jp/80820
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。事例の内容は各企業の公表・報道に基づくもので、執筆時点(2026-06-22)の情報です。最新の状況とは異なる場合があります。考察部分は当社の見解であり、特定の企業・製品・導入を推奨するものではありません。
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