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Gemini 3.5 Proはまた延期、Googleが先に出したのは「効率特化」の3兄弟だった

📅 2026-07-24 公開🏷️ AIモデル動向⏱ 約6分
Gemini 3.5 Proはまた延期、Googleが先に出したのは「効率特化」の3兄弟だった

一番賢いモデルより先に、一番使い勝手のいいモデルを出す。Googleの今回の発表は、そんな割り切りが透けて見える内容でした。旗艦モデルはまた足踏みです。

この記事のポイント
  • Googleが2026年7月21日、「Gemini 3.6 Flash」「3.5 Flash-Lite」「3.5 Flash Cyber」の3モデルを発表
  • 主力の3.6 Flashは前世代比で出力トークン使用量を17%削減、コーディングのDeepSWEでは最大65%削減
  • 旗艦「Gemini 3.5 Pro」は少なくとも2度先送りされ3度目の延期に。同時に次世代「Gemini 4」のプレトレーニング着手も予告

WHATWHAT:発表の中身

Googleは2026年7月21日、Geminiの「Flash」シリーズに3.6 Flash・3.5 Flash-Lite・3.5 Flash Cyberの3モデルを追加すると発表しました。いずれもAIエージェントを大規模に運用するための効率性・低遅延・信頼性を狙ったモデルです。

中核となる3.6 Flashは前世代比で最大17%少ない出力トークンで同等タスクをこなせる一方、旗艦の3.5 Proは依然パートナーテスト中で正式提供時期は未定とされている。

出典: (Gemini新モデル発表報道にもとづくエムズ編集部の整理)
yellow.com/ja/news/gemini-flash%E3%81%AB3%E3%81%A4%E3%81%AE%

注目すべきは、Googleが発表の末尾で次世代モデル「Gemini 4」について「これまでで最も野心的な事前学習を開始した」と言及した点です。旗艦の穴を埋めるのは今の効率モデル群、勝負を決めるのはその先、という二段構えが見えてきます。

POINTSPOINTS:3つの要点

3モデルそれぞれの役割分担を整理すると、狙いがはっきりします。

INSIGHTINSIGHT:なぜ効率モデルを先に出したのか

INSIGHT:なぜ効率モデルを先に出したのか

「一番賢いAIを選ぶ」競争は、実は現場感覚とズレ始めていますね。適材適所という言葉がありますが、Googleの今回の判断はまさにそれで、旗艦が仕上がるのを待つより、業務量をさばく効率モデルを先に配って実利を取りに行ったわけです。

この「一番大きいモデルより、目的に合った規模のAIを選ぶ」という発想は、エムズがAIシステム構築で掲げる、生成AI小規模20万円〜からの一気通貫支援の考え方とも重なります。旗艦モデルの提供を待って社内のAI活用を止めてしまうより、今使える効率モデルで業務の一部から始めるほうが、結局は前に進むんですね。既存ビジネスへのAI活用は既存ビジネスのAI活用でも整理しています。

FAQよくある質問

Gemini 3.5 Proはいつ提供されますか?
Googleはパートナー企業とテスト中とのみ説明しており、正式な提供時期は明らかにされていません。
今回の3モデルは何に向いていますか?
3.6 Flashはコーディングやナレッジワーク、3.5 Flash-Liteは大量処理を伴うエージェント検索や文書処理に向いています。

出典・参考

  1. Google、「Gemini 3.6 Flash」など3モデルを発表(ITmedia AI+) https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/22/2000000212/
  2. Gemini Flashに3つの新モデル、GoogleのProアップデートは再び先送り https://yellow.com/ja/news/gemini-flash%E3%81%AB3%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B0%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%80%81google%E3%81%AEpro%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AF%E5%86%8D%E3%81%B3%E5%85%88%E9%80%81%E3%82%8A

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-07-24)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について
執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

監修

松浦 代表取締役

Web業界20年。20代で大手システムベンダーのSI管理者として大手・金融系システムを手がける。インターネット創成期からネット事業に移行し、株式会社エムズを設立。1,000件を超えるWeb・システム構築を支援。

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