
ポータルサイトの作り方には、いくつかの選択肢があります。本記事では、制作の手順(5ステップ)と3つの作り方(スクラッチ・パッケージ・ツール自作)、制作時の注意点を図解で整理し、AIを活用した作り方の新しい視点まで紹介します。
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ポータルサイトとは、さまざまな情報を1つの場所に集約してユーザーに提供するWebサイトです。ニュース・天気・地図・検索・ショッピングなど幅広いコンテンツを備え、ユーザーは複数のサイトを個別に訪れなくても必要な情報に素早くたどり着けます。種類には総合型・地域型・専門型・企業型・社内などがあり、目的に応じて選ぶことが大切です。
種類について詳しくは、ポータルサイトとは?作成するメリットや活用事例もあわせてご覧ください。
ポータルサイト構築 × AI
STEPSポータルサイト制作の手順
ポータルサイト制作は、大きく5つのステップで進みます。まず全体の流れを押さえましょう。
- 目的の明確化・要件定義:「何のために作るか」「どんな効果を期待するか」を具体化し、必要な機能を定義します。スタート時点の方向性が成功を左右します。
- 競合調査:競合の運営方法や強みを調べ、自社の方向性を明確に。競合にない機能を加えれば差別化できます。
- デザイン設定:ITに不慣れな人でも直感的に使えるデザインに。機能が充実していても操作が複雑では使われません。
- コーディング開発・システム構築:最も技術的な部分。社内リソースがなければ外部委託やパッケージ活用を検討します。
- コンテンツ制作:要件に基づき有益なコンテンツを用意。ユーザーニーズは変化するので、定期的な見直しと改善が必要です。
3 WAYS3つの作り方を比較
ポータルサイトの作り方は、大きく3種類。自由度・期間・コストのバランスで選びます。
- スクラッチ開発:ゼロからオリジナル開発。柔軟性・カスタマイズ性が高い反面、期間が長く費用も高め。差別化や独自機能が必要な場合に。
- パッケージの活用:基本機能が組み込み済みで、短期導入・すぐ利用可能。標準仕様の範囲やカスタマイズ性は事前確認を。
- ツールで自作:費用を抑えられ手軽。小規模運用向き。機能・セキュリティに制限があり、高度な要件は専門業者へ。
NOTES制作における注意点
◯ メジャーな技術で開発する
普及した言語・フレームワークなら扱えるエンジニアが多く、人材確保や外部連携が容易。長期的に安定して運用できる。
◯ 公開後の運用を想定して作る
公開後は問い合わせやトラブルが避けられない。更新方法・サポート体制・セキュリティ対策まで制作段階で考慮しておく。
BUILD × AIAIを活用した作り方
いまは、ポータルサイトの「作り方」そのものにもAIが関わるようになっています。さらに、出来上がるサイトにAIを組み込むことも一般的になりました。
作る過程にも、出来上がりにもAIを
コンテンツ制作の効率化(記事の下書き・要約)、デザイン案の検討、コーディング補助など、制作の各工程でAIが活用できる時代です。さらに、完成したポータルにAI検索・レコメンド・チャット対応を組み込めば、ユーザー体験そのものを高められます。
ただし、AIはあくまで道具。最も大切なのは「何のために作るか」という目的です。エムズは、目的の整理からAI活用の提案まで一貫してご支援します。
FAQよくある質問
Q. ポータルサイトは自作も可能?
可能です。ただし一定のクオリティを求めるなら、JavaScript・HTML/CSS・サーバーサイドプログラミング・データベースなどの知識が必要です。自信がなければ、パッケージ活用や専門業者への委託をおすすめします。
Q. 作成に使えるツールは?
代表的なツールには、WordPress・Googleサイト・Wix・concrete CMS・Microsoft SharePoint・Global Portal・kintone・Notionなどがあります。無料・有料・一部有料とさまざまで、機能やデザイン性、使いやすさも大きく異なります。自社に適したものを比較検討しましょう。
3つの作り方はメリット・デメリットが分かれ、目的・ニーズ・予算で選び分けます。迷ったときに有力なのが、実績あるパッケージを土台にしつつ必要な部分だけ作り込む方法です。エムズのポータルサイト構築はまさにこのやり方で、ゼロから作るより費用と期間を抑えながら、自社仕様のポータルを立ち上げられます。「何のために作るか」を最初に固めておくことが、どの方法を選んでも成功の前提になります。
AI ERA生成AIでポータルサイトの作り方はどう変わったか
ひと昔前まで、ポータルサイトを作るとなると要件定義から設計書作成、コーディング、テストまで一つひとつ手作業で積み上げていくのが当たり前でした。ところが生成AIやノーコードツールの進化によって、この工程の景色は大きく様変わりしています。例えば画面設計のたたき台をAIに出させたり、カテゴリ分類やタグ付けのロジックを自然言語で指示して自動生成させたりと、企画から実装までのスピードが以前とは比較にならないほど上がっているわけです。情報を集約して見せるというポータルサイト本来の役割自体は変わりませんが、そこに至るまでの道のりが効率化されてきたということですね。
特に変化が大きいのは、コンテンツ収集・整形の部分です。複数の情報源からデータを集めてカテゴリごとに整理する作業は、以前は人手による地道な作業が中心でした。今では生成AIが記事の要約や見出しの提案、メタデータの自動付与まで担ってくれるため、内製チームでも一定水準のポータルサイトを短期間で立ち上げられるようになっています。これは特に自作・内製を検討している事業者にとって朗報と言えるでしょう。
ただし、ここで注意したいのは「作れることと、うまく機能することは別物」だという点です。ノーコードツールやAIの支援で見た目や基本機能はすぐ形になりますが、会員管理と決済を連携させる、複数のデータベースを横断検索させる、アクセス集中時にも安定稼働させるといった複雑な要件が絡んでくると、途端に設計が破綻しやすくなります。要件定義の段階で見落としがあると、後から手戻りが発生し、結果的に外部に依頼するより時間もコストもかかってしまうケースは珍しくありません。まさに急がば回れで、規模や機能が複雑になりそうな場合は、早い段階で私たちエムズのような制作会社に相談していただくほうが、結果的に安全で堅実な進め方になるはずです。
もう一つ押さえておきたいのが、AIO(AI最適化)やGoogleのAI Overviewといった、AIによる検索・要約に引用されるための観点ですね。従来のSEOがキーワードと被リンクを中心に考えられていたのに対し、これからは「AIが情報源として参照しやすい構造か」という視点が重要になってきています。具体的には次のような対策が挙げられます。
- 見出しと本文の対応関係を明確にし、質問に対して簡潔に答える構成にする
- 一次情報や運営者の専門性・実績を明示し、AIが引用しやすい信頼性を担保する
- 構造化データを適切に実装し、ページの意味をAIが理解しやすくする
- 情報の更新日や出典を明記し、鮮度と正確性をアピールする
生成AIの登場によってポータルサイトの作り方そのものが手軽になった一方で、複雑な要件を安全に形にする力や、AI時代の検索特性を踏まえた設計力の重要性はむしろ増しているとも言えます。自作で始めてみて壁にぶつかった際には、部分的にでもプロの知見を取り入れることで、より長く運用できるポータルサイトに近づけるのではないでしょうか。
