
求人は増えているのに、欲しい人材像が変わってきている——doda編集部の下半期予測から見えるのは、そんなねじれです。求人サイト側の「見せ方」も見直し時かもしれません。
- dodaの2026年下半期予測では、労働力不足を背景に高水準の求人数が継続する見込み
- AI活用の浸透により、業務の進め方そのものが変化し「考えて行動できる人材」が評価される流れに
- JAC Recruitmentの分析では21業界中20業界で活況が継続、金融業界の求人は前年比121.8%
WHATWHAT:2026年下半期予測の要点
大手転職サービスのdodaは、2026年下半期(7〜12月)の転職市場についてキャリアアドバイザー陣による予測を公開しました。慢性的な労働力不足を背景に、上半期に続いて高水準の求人数が続くという見立てです。
AI活用が浸透する中で仕事の進め方そのものが変わり、指示待ちではなく自ら考えて行動できる人材への評価が高まっている、という趣旨の分析がなされている。
出典: (doda「転職市場予測2026下半期」にもとづくエムズ編集部の整理)
doda.jp/guide/market/
同時期に発表されたJAC Recruitmentの分析でも、21業界中20業界で採用活況が続くと予測されており、求人「数」の増加と、求める人材「像」の変化が同時進行している状況が浮かび上がります。単に募集を並べるだけの求人サイトでは、この人材像の変化をすくい取れなくなってきているわけです。
POINTSPOINTS:市場で起きている変化
2つの予測を重ねると、求人サイトが次に手を入れるべき箇所が見えてきます。
- 求人数の増加は前提条件になった:労働力不足という構造要因は当面続く見込みで、掲載件数の多さだけではもはや差別化になりにくくなっています。
- 評価軸が「経験」から「考動力」へ:AI活用の浸透で定型業務が代替される分、自ら考えて動ける人材が評価される流れが強まっており、求人票の書き方にもその視点が要ります。
- 業界差が広がる採用競争:JAC Recruitmentの分析では金融業界の求人が前年比121.8%となるなど、業界ごとの温度差も明確になっています。
INSIGHTINSIGHT:求人サイトに求められる情報設計
採用は適材適所という古くからの言葉に尽きるわけですが、AIが定型業務を代替する時代は「適材」の定義そのものが揺れているんですね。求人票の情報量を増やすより、どんな考え方・動き方をする人が活躍しているかを具体的に見せる設計に切り替える時期に来ているように思います。
歯科特化の単発バイトマッチング『シカマチ』は、スポット勤務やお試し勤務という形で「まず動いてみて合うかどうか」を確かめられる仕組みを作った事例です。経験年数だけでなく実際の動き方で見極める、というdoda予測が示す方向性と重なる部分があるんですね。歯科検索の『シーカー』が院長紹介動画や領収書提示で「本物の口コミ」を担保してきたのも、数字だけでは伝わらない情報を補う工夫でした。求人サイトの構築・改修は求人サイト構築(MAI suite)で、AI入力補助やAIO記事自動生成まで一気通貫。これまでの構築実績も、業種ごとの温度差に合わせた設計の参考になります。
FAQよくある質問
出典・参考
- doda「転職市場予測2026下半期」 https://doda.jp/guide/market/
- JAC Recruitment「2026年転職市場・中途採用動向」 https://www.jac-recruitment.jp/market/articles/marketInsights/
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-07-23)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
求める人材像の変化に、
求人サイトの設計をどう合わせるか。
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