
AIO対策(AI検索最適化)を検討する担当者がまず知りたいのは、実際どれくらい効果が出るのかという数字です。AIO支援を手がける株式会社課題解決プラットフォームは、匿名の他社事例ではなく自社サイト(0120.co.jp、500ページ超)そのものを実験台にし、構造化データの実装内容とAI検索経由の流入数を、成果の小ささも含めて毎月公開しています。
- 500ページ超・記事600本超の全ページにArticle・FAQPage・BreadcrumbList・Organizationの構造化データ(JSON-LD)を実装した
- AI検索経由の流入は週58〜75ユーザーで、検索流入全体の約3%にとどまる(2026年7月時点の実測値)
- 会話型クエリでの掲載は46件・219表示・平均掲載順位3.5位まで到達したが、クリックは0件という結果もそのまま開示している
0120.co.jpが自社サイトで実施した内容
AIO対策の情報が増える一方で、対策した結果いくら流入が増えたのかを検証可能な形で示す会社は多くありません。その中で株式会社課題解決プラットフォームは、顧客事例ではなく自社サイトの実データを毎月更新で公開する方針を取っています。
同社が公開できる導入事例は自社サイト1件のみであり、検証手段のない匿名事例を並べるより、URLを開けば実装内容を確認できる自社の記録を出す方を選んだと説明している。
出典: (株式会社課題解決プラットフォーム公式ブログにもとづくエムズ編集部の整理)
0120.co.jp/blog/aio-165/
注目すべきは、Google Search ConsoleとGA4で継続計測した数字を、成果が芳しくない項目も含めてそのまま載せている点です。都合のよい数字だけを切り取らない開示姿勢そのものが、AI検索時代のE-E-A-Tを体現していると言えます。
公開された実測値の中身
公開されている実測データから、押さえておきたいポイントを3つ整理します。
- 構造化データをまず全ページに敷く:同社サイトでは全記事(600本超)にArticleとFAQPageのスキーマを設置し、BreadcrumbListは全ページ、Organization・LocalBusinessをサイト全体に適用するという、抜け漏れのない実装を行っています。
- AI検索流入は週58〜75ユーザーという現実:2026年7月時点の実測で、AI検索経由の流入は週58〜75ユーザー、検索流入全体の約3%という数字が示されており、過大な期待値を持たせない誠実な水準感が伝わってきます。
- クリック0件を隠さない開示:会話型クエリでの掲載は46件・219表示・平均掲載順位3.5位まで伸びた一方、クリックは0件という結果もそのまま公開しており、表示と流入がイコールではないことを数字で示しています。
数字の小ささから何を学ぶか
この事例の本質は、派手な成果を誇示することではなく、自社が勧める施策を自社サイトで実践し、結果を包み隠さず示すという率先垂範の姿勢にあります。表示は増えてもクリックが伴わないという現実も含めて公開する潔さが、かえって信頼につながっているわけですね。
複数サイトに分散していた記事資産を1つに統合し、SEO評価を一点集約させた『メディカルドック』の実績は、この事例と根っこが同じです。ページ単位で構造化データやE-E-A-Tを積み上げ、その効果を継続的に計測しながら改善していくアプローチは、エムズのWeb事業の企画・運営支援とポータルサイト構築×AIのAIO対応で同様に組み込める内容であり、思い立ったが吉日で小さく始めて数字を見ながら育てるやり方がここでも活きるんですね。
よくある質問
出典・参考
- 株式会社課題解決プラットフォーム「AIO対策の導入事例|自社サイトで実際にやったことと結果」 https://0120.co.jp/blog/aio-165/
- 株式会社課題解決プラットフォーム「AIO対策の費用相場2026」 https://0120.co.jp/blog/aio-37/
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-09-29)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
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