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GoogleがAI Overviews/AI Modeの「配信オプトアウト」を世界展開|英国CMA命令の中身と自社サイトの設定方針

📅 2026-09-12 公開🏷️ 運用・Web戦略🏷️ 海外事例・AI検索⏱ 約7分
GoogleがAI Overviews/AI Modeの「配信オプトアウト」を世界展開|英国CMA命令の中身と自社サイトの設定方針

Googleは英国競争市場庁(CMA)による法的拘束力のある命令を受け、2026年6月からSearch Consoleに用意していたAI Overviews・AI Modeの「配信可否トグル」を、2026年8月31日付で世界中の全ウェブサイトへ展開した。自社の記事がAI回答の"素材"として使われることを拒否できる公式な仕組みが、日本のサイト運営者にも使えるようになった、という話である。

この記事のポイント
  • 英国CMAが2026年6月3日、GoogleにAI Overviews・AI Modeなどへの掲載可否をパブリッシャーが選べる仕組みの導入を義務付ける、世界初の法的拘束力ある命令を発出した
  • Googleは命令と同日にUKの一部サイト運営者へトグル機能の提供を開始し、2026年8月31日には全世界の全サイトへ展開を完了した
  • Google公表値でAI Overviewsは月間25億人超、AI Modeは月間10億人超が利用しているとされ(自社発表・第三者監査なし)、影響範囲は既に巨大になっている

WHATWHAT:何が変わったか

2026年6月3日、Search Consoleに「Search generative AI」という新しい設定項目が追加され、AI Overviews・AI Mode・Discoverの生成AI機能にサイトのコンテンツを使わせるかどうかを、サイト単位で選べるようになった。当初は英国の一部サイト運営者に限定されていたが、2026年8月31日には全世界の全ウェブサイトに展開が完了している。

英国CMAが発出した命令はパブリッシャーに対しAI Overviews・AI Modeなど関連機能への実質的なオプトアウト権を与えるよう求める世界初の拘束力ある措置であったという整理

出典: (digitalapplied.com の解説記事に基づくエムズ編集部の要約)
www.digitalapplied.com/blog/google-search-console-ai-overvie

ただしこのトグルが制御するのは生成AI機能への「素材利用」の可否だけであり、通常のクロール・インデックス・検索順位には影響しないと説明されている。つまり「AIに使われたくないが、通常検索の順位は落としたくない」という要望に応える設計になっているわけで、これまでのnoindexとは性質が異なる仕組みである。

POINTSPOINTS:押さえるべき3つの背景

今回の展開で、Web運用担当者が実務的に押さえておくべき3つのポイントを整理する。

INSIGHTINSIGHT:自社サイトはどう設定すべきか

INSIGHT:自社サイトはどう設定すべきか

この一件が示すのは、AI検索時代の露出コントロールが「一長一短」の選択になってきたということである。AIに使われる露出を許せば認知は広がるが従来型のクリックは奪われかねず、拒否すれば流入は守れてもAI経由での接点は失う。二者択一というより、コンテンツの種類ごとに使い分ける判断力が問われる局面に入ったわけですね。

この「情報をどこに、どう見せるか」という設計判断は、エムズが『メディカルドック』で歯科・病院・整骨院の3サイトを1つに統合し、記事資産を活かしてSEO評価を一点集約した経験と根は同じである。露出させたい情報とさせたくない情報を切り分け、サイト構造そのものを見直す発想が必要になる点は、AI Overviewsのオプトアウト設定でも変わらない。運用中のポータルサイトでこうした構造整理やWeb事業の企画・運営支援、AIOを踏まえたポータルサイト構築×AIの見直しを検討する企業は増えている。

FAQよくある質問

オプトアウトすると検索順位は下がるのか?
Google側の説明では、この設定はAI生成機能への利用可否のみを制御するもので、通常のクロール・インデックス・ランキングとは別の仕組みだとされている。
日本のサイトも今すぐこの設定を使えるのか?
2026年8月31日付で全世界の全ウェブサイトへ展開されたと発表されているため、日本国内のサイトもSearch Consoleから設定を確認できる状態になっている。

出典・参考

  1. Introducing Search Generative AI performance reports in Search Console(Google Search Central Blog) https://developers.google.com/search/blog/2026/06/gen-ai-performance-reports
  2. New opportunities, control and insights for website owners(Google公式ブログ) https://blog.google/products-and-platforms/products/search/new-controls-website-owners/
  3. Google Search Console AI Overviews & AI Mode Controls(digitalapplied.com) https://www.digitalapplied.com/blog/google-search-console-ai-overviews-mode-controls-2026-guide
  4. Google Search Console AI Reports Rolled Out Worldwide(Search Engine Journal) https://www.searchenginejournal.com/google-search-console-ai-reports-rolled-out-worldwide/587836/

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-09-12)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について
株式会社エムズ執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

株式会社エムズ 代表取締役 松浦 聡監修

松浦 聡(まつうら さとし)代表取締役

通信系の一部上場企業を経て、1998年にエムズコンサルティングを創業。2018年に法人化し、株式会社エムズ代表取締役に就任。新規事業開発、ポータル/マッチングサイト、AI活用を専門とし、これまでに1,000件超のWeb・システム構築を支援。

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