
検索は「答えを見せる」段階から「作業まで代行する」段階に入りました。AIモードの新機能Connected Appsが、Web運用の“クリック前提”をどう揺さぶるのかを考えます。
- GoogleはAIモードに外部アプリ連携「Connected Apps」を導入し、米国で提供開始
- 対応アプリはInstacart・Canva・YouTube Musicの3つ、既存の4サービスと合わせ計7つに
- 検索結果画面を離れずに買い物リスト作成やデザイン作業まで完結できる設計になった
WHATWHAT:Connected Appsとは何か
米Googleは検索の「AIモード」において、外部アプリと直接連携し作業まで完結できる新機能の提供を開始したと発表しました。これまでのAIモードは質問に回答するだけでしたが、今回からは検索結果を離れずにタスクそのものを実行できるようになります。
GoogleはAIモード上でCanva・YouTube Music・Instacartの3サービスとの連携を可能にし、検索結果画面を離れずにリスト作成やデザイン、プレイリスト作成などの作業を完了できるようにしたと発表した。
出典: (ITmedia NEWS報道にもとづくエムズ編集部の整理)
www.itmedia.co.jp/news/articles/2607/17/news061.html
これまでのAI OverviewsやAIモードは「情報の要約」によって流入クリックを奪う議論が中心でした。ですがConnected Appsは“選ぶ”という行為そのものを検索の内側に取り込むため、事業者側からは商品選定の過程が見えなくなる、という一段深い変化を意味します。
POINTSPOINTS:何が変わったか
Connected Appsの登場でWeb運用の前提がどう変わるか、3つの観点で整理します。
- 検索が「回答」から「実行」へ:質問に答えるだけだったAIモードが、買い物や制作作業まで代行する段階に入りました。
- 対応アプリはまず3つ:Instacart・Canva・YouTube Musicが先行し、Gmail・Photos・Drive・Calendarと合わせ計7つの連携先になっています。
- 選定の過程が検索の内側に隠れる:どの商品がカートに入るかという“選ばれる瞬間”が、事業者側から観測しづらくなる構造です。
- 日本展開の時期は未定:現状は米国・英語のみの提供で、対応拡大の時期や対象国は明らかにされていません。
INSIGHTINSIGHT:クリックの先にある“実行”をどう設計するか
検索結果に載るだけでは足りず、AIに“行動させてもらえる”構造かどうかが問われる段階に入りました。先手必勝ではありませんが、機械が読み取れて実行に組み込める形で情報を整えておくことこそ、これからのWeb運用の核だと感じますね。後から対応するのでは、選ばれる土俵にすら立てないわけです。
複数サイトに分散した情報を一元化し、機械にも人にも“読み取りやすい構造”に整えた実績として『メディカルドック』があります。歯科・病院・整骨院の3サイトを1つに統合し記事資産を集約したのは、まさに検索エンジンにもAIエージェントにも一次情報として認識されやすくするための設計でした。Connected Appsのような“実行型AI”が普及するほど、情報がどれだけ構造化され信頼できる形で公開されているかが効いてきます。エムズのWeb事業の企画・運営支援やポータルサイト構築×AIでは、こうしたAIO/構造化の観点からのサイト設計もあわせてご相談いただけます。
FAQよくある質問
出典・参考
- ITmedia NEWS「Google検索の『AIモード』、検索結果からそのままアプリで作業可能に」 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2607/17/news061.html
- 鈴木謙一の Web担当者Forum「AI Modeに『Connected Apps』登場」 https://www.suzukikenichi.com/blog/google-brings-connected-apps-to-ai-mode-enabling-actions-directly-from-search/
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-07-25)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
