
ハウス食品の公式通販サイト「ミライハウス」は、2026年5月29日のグランドオープンに合わせてAIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入しました。狙いは企画性の高い商品を継続的に展開できるEC基盤の構築と、CRM施策のデータ活用強化です。
- ハウス食品公式通販サイト「ミライハウス」が2026年5月29日のグランドオープンでAIコマースプラットフォーム「ecforce」を採用
- ecforceは2017年提供開始以来、約1,600を超えるショップに導入されているAI-Readyなコマース基盤
- MAツール「ecforce ma」とBIダッシュボード「ecforce bi」も同時導入し、シナリオ配信・LINE配信などCRM施策のデータ収集から分析までを一気通貫化
WHATWHAT:何が起きたか
大手食品メーカーであるハウス食品が、老舗ブランドの信頼を保ちながら公式通販サイトを刷新した動きが注目されています。従来の「every HOUSE」を廃止し、新サイト「ミライハウス」への全面移行にあたって選んだのが、AIコマースプラットフォーム「ecforce」でした。
ハウス食品は「ミライハウス」のグランドオープンにあたり、企画性の高い商品やシリーズを継続展開できるEC基盤の実現を目的にecforceを採用したと報じられている。
出典: (Commerce Innovationの報道にもとづくエムズ編集部の整理)
tsuhan-ec.jp/article/2026/08/24/1535.html
ポイントは単なるカート機能の入れ替えではない点です。MAツールとBIダッシュボードを同時導入したことで、会員データ・購買データ・配信施策の効果測定までが同一基盤上でつながり、「作って終わり」ではなく「運用しながら磨き込む」体制が最初から組み込まれているわけです。
POINTSPOINTS:導入の狙いと仕組み
今回の導入で押さえておきたいポイントは次の3つです。
- “N=1”起点の商品開発とEC基盤の一体化:“たった一人”(N=1)の想いに着目し、個々の想いや理想を形にし、期待を超える、従来の枠にとらわれない“ミライ感”のある製品を提供する方針を掲げており、これを支えるインフラとしてecforceが選ばれています。単発のリニューアルではなく、商品戦略とシステム基盤の設計思想が最初から連動している点が特徴です。
- 約1,600ショップの実績が示す“枯れた基盤”の安心感:ecforceは2017年のサービス提供開始以来、約1,600を超えるショップに導入されているAIコマースプラットフォームです。導入実績の厚みは、老舗メーカーが基幹級のECサイトを預ける際の安心材料になります。
- MA・BIの同時導入でCRMをデータドリブンに:MAツール「ecforce ma」と、データの可視化・分析を行うダッシュボードツール「ecforce bi」も導入され、シナリオ配信やLINE配信といったCRM施策のデータ収集・可視化・分析が可能になるとしています。効果測定の仕組みを後回しにせず、立ち上げ時点から組み込んだ設計です。
INSIGHTINSIGHT:自社ECサイトへの応用
今回の事例の本質は、EC基盤選びを「カート機能の比較」で終わらせず、商品企画・マーケティング・データ分析までを一体で設計した点にあります。器と中身を同時に作るという発想は、まさに一石二鳥の考え方であり、単発リニューアルで終わりがちな中小企業のECサイト運用にこそ参考になるんですね。
この「基盤とデータ活用を同時に設計する」考え方は、エムズが手掛ける『メディカルドック』の統合プロジェクトとも重なります。歯科・病院・整骨院の3サイトを1つに束ね、記事資産を活かしてSEO評価を一点集約した手法は、今回のミライハウスが商品ブランドとEC基盤を一体運用する発想と同じ根っこを持つわけです。自社ECサイトのモール的運用や複数ブランドの一元管理はモール型EC構築で、購買データを起点にしたAI活用はAIシステム構築で対応できる領域であり、構築実績の9割が5年以上運用されている土台があるからこそ、立ち上げ後の磨き込みまで見据えた設計が可能になります。
FAQよくある質問
出典・参考
- Commerce Innovation「ハウス食品「ミライハウス」にAIコマース基盤「ecforce」導入、CRM施策も強化」 https://tsuhan-ec.jp/article/2026/08/24/1535.html
- Yahoo!ニュース(日本ネット経済新聞)「ハウス食品公式通販サイト「ミライハウス」にAIコマースプラットフォーム「ecforce」を導入」 https://news.yahoo.co.jp/articles/d7963bd4d6c8b8dd03c5d0d788f88c3ca3558c0e
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-09-08)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
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