ホーム成功ノウハウマッチングサイト米国発B2B卸マーケット「Faire」の海外事例|小売80万店とブランド10万社をつなぐ仕組み
COLUMN / MATCHING

米国発B2B卸マーケット「Faire」の海外事例|小売80万店とブランド10万社をつなぐ仕組み

📅 2026-08-23 公開🏷️ BtoB・海外事例⏱ 約6分
米国発B2B卸マーケット「Faire」の海外事例|小売80万店とブランド10万社をつなぐ仕組み

海外では、街の小売店が商品を仕入れる相手を「マーケットプレイスで探す」流れが定着しつつあります。その中心にいるのが米国発のFaire。B2Bの卸取引をまるごとオンラインに載せた会社です。

この記事のポイント
  • 小売店と独立ブランドをつなぐB2B卸マーケットプレイス。80万超の小売店と10万超のブランドが参加し、GMVは約30億ドル規模
  • 2026年6月時点で北米外の展開が5年に到達。海外だけで10万超の小売店・5万のブランドが参加し、4社に1社が越境販売
  • 評価額は約52億ドル、直近は前年比40%超の成長。B2B取引のデジタル化という大きな流れが背景にある

WHATFaireとは何か

Faireは、雑貨や食品などの独立ブランドと、それを仕入れたい小売店をつなぐB2Bの卸マーケットプレイスです。小売店は少ロットで仕入れやすく、支払いも後払いに対応。ブランド側は新しい販路を一気に広げられる。双方の「面倒」を減らした点が普及の理由ですね。

2026年6月時点で北米以外での展開が5年を迎え、10万を超える小売店と5万のブランドが参加し、4社に1社のブランドが越境販売している、と発表されています。

出典: (Faire公式発表(BusinessWire)にもとづくエムズ編集部の整理)
www.businesswire.com/news/home/20260611115823/en/Faire-Marks

B2Bの取引は、2019年には13%だったデジタル経由の割合が、いまや8割に達したとされます。電話や展示会が主役だった卸の世界が、静かに置き換わっているわけです。

POINTS数字で見る規模

規模感を数字で押さえます。

INSIGHT日本の事業者マッチングへの示唆

日本の事業者マッチングへの示唆

Faireの本質は、卸取引の「怖さ」を取り除いたことにあります。少ロット・後払い・返品対応——買い手のリスクを一つずつ潰した。取引のハードルを下げた者が、需要を総取りする。呼び水を用意した者が勝つ、という一挙両得の設計なんですね。

「売り手と買い手の“取引の不安”を仕組みで解消する」——この発想は、日本の事業者間マッチングにもそのまま効きます。エムズが構築した『農機こねくと』も、売り手と買い手の間に安心を挟むことで取引を成立させました。同様のB2Bマッチングはマッチングサイト構築で実装でき、構築実績もご覧いただけます。

FAQよくある質問

FaireはどんなB2Bマッチングですか?
小売店と独立ブランドをつなぐ卸のマーケットプレイスです。少ロット仕入れや後払いに対応し、双方が取引しやすい環境を用意しています。
日本でも同じような卸・事業者マッチングは作れますか?
作れます。業界を絞り、決済や与信、レビューなど「取引の安心」を設計に組み込めば、B2Bマッチングは十分に構築可能です。

出典・参考

  1. Faire公式発表:北米外5年で小売10万店超(BusinessWire) https://www.businesswire.com/news/home/20260611115823/en/Faire-Marks-Five-Years-of-Growth-Outside-North-America-Over-100000-Retailers-50000-Brands-and-More-Than-One-in-Four-Brands-Now-Selling-Across-Borders
  2. Faire評価額52億ドル、AI主導の卸へ(CEDCommerce) https://cedcommerce.com/blog/b2b-marketplace-faire-reaches-5-2-billion-valuation-doubles-down-on-ai-led-wholesale-commerce/

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-23)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

B2B・事業者間の
マッチングを形にしませんか。

売り手と買い手をつなぎ、取引の不安を仕組みで解消するプラットフォームを一貫してご支援します。ご相談・お見積りは無料です。

無料で相談する →
この記事について
株式会社エムズ執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

株式会社エムズ 代表取締役 松浦 聡監修

松浦 聡(まつうら さとし)代表取締役

通信系の一部上場企業を経て、1998年にエムズコンサルティングを創業。2018年に法人化し、株式会社エムズ代表取締役に就任。新規事業開発、ポータル/マッチングサイト、AI活用を専門とし、これまでに1,000件超のWeb・システム構築を支援。

会社概要を見る →