
建設業界の人手不足を背景に、工事会社と職人をつなぐマッチングサービス「助太刀」が登録事業者数22万を超え、2026年には優良企業・職人を表彰する新制度まで打ち出しました。国内のBtoBマッチング事例として、何がうまくいっているのかを見ていきます。
- 建設業82職種・全国23万事業者が登録する国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームに成長
- 2026年に「助太刀百名社/百名工」を新設し、実績ある工事会社・職人を選出・公開するブランド化施策を開始
- 表示ロジックの調整や無料プランの上限撤廃など、マッチング精度と成約率を上げる地道な改修を継続
WHAT助太刀とは何をした事例か
建設業界向けマッチングサービス「助太刀」は、建築・土木・設備・電気からなる建設業82職種、全国23万事業者が登録するアプリとして成長を続けています。工事会社出身のメンバーが立ち上げ、協力会社や職人、元請けとのマッチングを無料でも利用できる仕組みを提供している点が特徴です。
登録事業者数22万を超え、建設業界のマッチング領域で圧倒的なシェアを持つプラットフォームだと運営会社は説明している。
出典: (助太刀公式リリースの内容にもとづくエムズ編集部の整理)
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000027771.html
2026年には、取引先や転職希望者からの信頼を集めた工事会社を「助太刀百名社」、卓越した技術と実績を持つ職人を「助太刀百名工」として選出・公開する取り組みも始まりました。単なる登録数の拡大だけでなく、プラットフォーム内で「良い会社・良い職人」を可視化し、良質な取引を生みやすくする設計に踏み込んでいるのがポイントです。
POINTS成功のポイント
「助太刀」の事例からは、マッチングサイト運営で効いている打ち手が3つ見えてきます。
- マッチング精度のチューニング:表示順番のロジックを見直し、実績や上位プラン契約状況などの積極性を考慮することで、発注側と受注側のアプローチのしやすさを改善しています。
- 表彰制度によるブランド化:「百名社/百名工」という表彰の仕組みを設けることで、優良な会員を可視化し、業界全体の魅力向上と新規登録の動機づけにつなげています。
- 求人・教育への横展開:取引先探しの「助太刀」に加え、正社員採用向けの「助太刀社員」、オンデマンド教育の「助太刀学院」を展開し、人材確保から育成まで一気通貫でカバーしています。
INSIGHTエムズ的考察
「助太刀」の強さは、登録数という規模だけでなく、表示ロジックの継続的なチューニングと表彰制度による質の可視化を同時に回している点にあります。まさに一石二鳥の設計で、量と質の両輪を回しているからこそ、国内最大級の地位を維持できているわけですね。
この「複数プレイヤーを一気通貫でつなぐ」構造は、エムズが手がけた『農機こねくと』にも通じます。運営会社・JAシステム・農家が三位一体で流通する仕組みを作った経験は、助太刀のような工事会社・職人・元請けをつなぐBtoBマッチングの設計思想と重なる部分が多いんですね。また、歯科の単発バイトマッチング『シカマチ』のように、特定業種に特化してスポット的な人材ニーズを拾う仕組みも、助太刀社員の発想と近いものです。マッチング精度を上げる表示ロジックの改修や、優良会員を可視化する仕組みづくりは、マッチングサイト構築×AIで会員・メッセージ機能とあわせて設計できる領域で、構築実績の中でも業種特化型のBtoBマッチングは相性がいい分野です。
FAQよくある質問
出典・参考
- 建設業マッチングサービスの「助太刀」が大幅アップデート(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000027771.html
- 助太刀公式サイト https://suke-dachi.jp/
- 助太刀、「助太刀 百名社/百名工 2026」を公開(東京新聞×PR TIMES) https://adv.tokyo-np.co.jp/prtimes/article137214/
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-15)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
マッチングサイトの立ち上げ・改善は
エムズにご相談ください
業種特化型のマッチングサイト構築から、既存プラットフォームのマッチング精度改善まで、事例に基づいて支援します。ご相談・お見積りは無料です。
無料で相談する →