
マッチングアプリ「ヨイトキ(Yoitoki)」を運営するOLA PARTY JAPANが、AIに向かって2〜3分話しかけるだけで自己紹介文を自動生成する音声プロフィール機能を実装したと発表しました(2026年7月4日)。マッチングサイトの登録で誰もがつまずく「プロフィール、何を書けばいいんだろう」という壁を、「書く」から「話す」に変えることで取り払おうという発想です。案ずるより産むが易し、というわけですね。マッチングサイト運営者にとってのヒントを考えます。
- 「ヨイトキ」がAI音声プロフィール自動作成機能を実装(OLA PARTY JAPAN、2026年7月4日発表)。
- AIに2〜3分話しかけると、その内容からプロフィール文を自動生成。
- 狙いは「何を書けばいいか分からない」という登録ハードルの引き下げ。
WHAT「書く」を「話す」に変えた音声プロフィール
マッチングサイトやアプリで、登録を始めた人が最初につまずくのが「プロフィール、何を書けばいいのか分からない」という壁です。婚活マッチングアプリ「ヨイトキ」は、この壁を「書かせる」のではなく「話させる」ことで越えようとしています。
発表によれば、OLA PARTY JAPANが運営する「ヨイトキ」は、利用者がAIに向かって2〜3分ほど話しかけると、その内容をAIが分析し、自己紹介文を自動生成する音声プロフィール機能を実装したという。文章を書くことへの心理的なハードルを下げ、登録を最後まで終えてもらうことを狙いとしている。
出典: (PR TIMES・ライブドアニュースの報道にもとづくエムズ編集部の整理)
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000175846.html
効いているのは、「文章力」を求めない設計にした点です。人柄や好みは持っているのに、それを文字にする作業でつまずいて離脱してしまう——この「入力の壁」を取り払う発想は、婚活・恋活に限った話ではありません。
POINTSマッチング運営者への3つの示唆
マッチングサイトの運営者にとって、この取り組みは次の3点で示唆に富みます。
- 離脱は「入力の壁」で起きている:登録フォームやプロフィール入力欄で離脱する利用者は、興味がないのではなく「何を書けばいいか分からない」だけということが少なくありません。
- 「話す・選ぶ」で入力の負担を下げる:自由記述をゼロにする必要はありませんが、音声やチャット形式、選択式の質問を組み合わせるだけで、入力の心理的ハードルは大きく下がります。
- AIは「代筆」より「引き出し役」として使う:AIに丸ごと書かせるのではなく、利用者の言葉を引き出して整える役に回すことで、本人らしさを保ったまま負担だけを減らせます。
INSIGHT案ずるより産むが易し——ハードルは体験で下げる
この事例が教えてくれるのは、「機能を足す」より「つまずきを取り除く」ことの方が効くことがあるという点ですね。案ずるより産むが易し、と言いますが、利用者は書く前から身構えてしまっているだけで、話すだけなら案外すんなり進むものです。マッチングサイトの改善は、目新しい機能よりまず「どこで利用者が止まっているか」を見つけることから始まるわけです。
この「つまずきを取り除く」設計は、エムズがマッチングサイトを手がける際にも軸にしている考え方です。中古農機のBtoBマッチング『農機こねくと』では、全国のJAと連携するバックエンドを組み、運営会社・JA・農家という立場の違う三者が迷わず使える導線を設計しました。歯科の単発バイト『シカマチ』も、1日単位のスポット勤務やお試し勤務という、登録・応募のハードルを下げる仕組みそのものが特徴です。会員登録・入力導線の見直しからAIによる入力補助まで、こうしたマッチングサイトの改善はマッチングサイト構築×AIで、実績は構築実績でご覧いただけます。
FAQよくある質問
出典・参考
- PR TIMES「マッチングアプリの『何を書けばいい?』をAIが解決。ヨイトキ(Yoitoki)、音声プロフィール自動作成機能を実装」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000175846.html
- ライブドアニュース(同リリースの転載) https://news.livedoor.com/pr_topics/detail/31738564/
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-07-11)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
