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山形銀行がneoAI Chatを全社導入|行内規定・マニュアル検索をAIエージェント化した効果

📅 2026-08-28 公開🏷️ AI最新トレンド🏷️ 生成AI導入事例⏱ 約6分
山形銀行がneoAI Chatを全社導入|行内規定・マニュアル検索をAIエージェント化した効果

山形銀行は2026年8月、neoAIが提供する法人向けAIエージェントプラットフォーム「neoAI Chat」の全社的な利用を開始した。営業店の行員が融資関連の事務手続きを確認する際に行内規定や業務マニュアルを瞬時に参照できるようにし、これまで時間のかかっていた資料検索や本部への電話照会を減らすのが狙いだ。地方銀行における生成AI活用の具体例として、自社の情報検索業務をどう変えられるかのヒントになる。

この記事のポイント
  • 山形銀行が第21次長期経営計画のDX戦略の一環として、2026年8月にneoAI Chatを全社展開
  • 融資関連の事務手続き確認時に行内規定・業務マニュアルを瞬時に参照できる仕組みを構築、従来は資料検索や本部への電話照会に時間がかかっていた
  • neoAI Chatは対話・RAG・業務特化アシスタント・エージェント・ワークフローを備えた法人向けプラットフォームで、地方銀行への導入が続いている

WHAT何が起きたか:地方銀行の全社的AI活用

株式会社neoAIは2026年8月10日、山形銀行が法人向けAIエージェントプラットフォーム「neoAI Chat」の全社的な利用を同月から開始したと発表した。第21次長期経営計画におけるDX戦略の重点施策の一つとして位置づけられており、単発の実証実験ではなく全社展開というのがポイントだ。

営業店の行員が融資関連の事務手続きを確認したい場合などに行内規定や業務マニュアルを瞬時に参照できるようにし、生産性を高める狙いがある。これまでは多くの資料から必要な情報を特定するのに時間がかかり、営業店から本部へ電話で照会する手間もあった。

出典: (日本経済新聞の報道を基にしたエムズ編集部の整理)
www.nikkei.com/article/DGXZQOCC130SP0T10C26A8000000/

金融機関がまず着手する生成AI活用として「社内規定・マニュアルの検索」が選ばれるのは偶然ではない。融資業務は規定改定が頻繁で、誰が聞いても同じ答えが返る正確性と、改定履歴を追えるガバナンスの両方が求められる。RAG(検索拡張生成)型のAIは、社内文書という限定された情報源から根拠付きで回答を作れるため、この2つの要件と相性がいいわけです。

POINTS導入で変わった3つのこと

プレスリリースと報道から、実務に効く3つのポイントを整理しました。

INSIGHT自社への応用ポイント

自社への応用ポイント

山形銀行の事例の要諦は、AI導入の入口を「顧客対応」のような難易度の高い業務ではなく、社内規定検索という限定範囲かつ効果測定しやすい業務に絞った点にある。急がば回れという言葉の通り、まず範囲を絞って確実に成果を出し、そこから展開を広げていく進め方が地に足のついた導入戦略なんですね。

社内規定やマニュアルを検索できるAIエージェントの仕組みは、業種を問わず応用が利く汎用的な構成だ。エムズが提供するAIシステム構築では、生成AIを使った社内文書検索やチャットボットの構築を小規模から手がけており、業務フローに合わせた設計を行っている。既存業務の課題を起点にAI活用の糸口を探る場合は既存ビジネスのAI活用が入口になり、構築実績は構築実績で確認できる。

FAQよくある質問

neoAI Chatとはどんなサービスか?
対話型のアシスタント機能に加え、社内文書を参照して回答するRAG機能、業務特化型のアシスタントやワークフロー機能を備えた法人向けのAIエージェントプラットフォームである。
中小企業でも同様の社内規定検索AIは導入できるのか?
大規模なシステムでなくても、社内文書を読み込ませたRAG型のチャットボットは比較的小規模な予算からでも構築可能であり、まずは対象業務を絞って始めるのが現実的だ。

出典・参考

  1. 日本経済新聞「山形銀行、AIエージェント全社導入」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC130SP0T10C26A8000000/
  2. neoAI株式会社 プレスリリース https://neoai.jp/news/

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-28)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について
株式会社エムズ執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

株式会社エムズ 代表取締役 松浦 聡監修

松浦 聡(まつうら さとし)代表取締役

通信系の一部上場企業を経て、1998年にエムズコンサルティングを創業。2018年に法人化し、株式会社エムズ代表取締役に就任。新規事業開発、ポータル/マッチングサイト、AI活用を専門とし、これまでに1,000件超のWeb・システム構築を支援。

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