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ひろぎんHDが生成AIで社内報告書を自動作成|年間7万5,000時間削減を目指すAIエージェントPoC

📅 2026-08-12 公開🏷️ 国内AI活用事例⏱ 約7分
ひろぎんHDが生成AIで社内報告書を自動作成|年間7万5,000時間削減を目指すAIエージェントPoC

ひろぎんホールディングスはデータ分析会社のブレインパッドと共同で、社内報告資料の作成を自動化するAIエージェントのPoC(概念実証)を開始した。Excelや社内データ基盤から情報を取得・整理し、文章・図表・スライド構成を生成してPowerPoint形式に出力する仕組みで、実用化されれば年間7万5,000時間の業務削減を見込んでいるという。

この記事のポイント
  • Excelや社内データ基盤の情報を取得・整理し、文章・図表・スライド構成を生成してPowerPointへ出力する一連の工程をAIエージェントで検証
  • 人によるレビューを前提にAIの判断範囲を絞る設計で、実用化されれば年間7万5,000時間の業務削減を見込む
  • 広島銀行は既に融資稟議書作成の生成AI機能を全営業店に導入済みで、年間約5,200時間の業務削減効果が見込まれている

WHAT何が起きたのか

ひろぎんホールディングスとブレインパッドは、社内報告資料の作成を自動化するAIエージェントのPoCを開始したと発表した。Excelや社内データ基盤から情報を取得・整理し、文章・図表・スライド構成を生成してPowerPoint形式へ出力する一連の工程を検証する取り組みだ。

人によるレビューを前提にAIの判断範囲を適切に絞り、精度と実用性を高める設計にしている

出典: (ブレインパッド ニュースリリースに基づくnote.com編集部の整理)
note.com/yasuhitoo/n/nf5a2b664477d

ひろぎんグループはこれが初めての生成AI活用ではない。子会社の広島銀行では、行員の折衝記録などをもとに融資稟議書のドラフトを生成AIが自動作成する機能を既に全営業店へ導入しており、年間約5,200時間の業務削減効果が見込まれている。今回の報告資料自動作成PoCは、その延長線上にある取り組みといえる。

POINTSなぜ実用化に近いのか

今回のPoCが実用化に近いと言える理由を、設計の観点から3つ整理する。

INSIGHT自社業務への応用ポイント

自社業務への応用ポイント

この事例の要点は、いきなり全社にAIエージェントを解放したのではなく、稟議書作成という一つの業務で先に実績を作り、その成果を根拠に次の業務(報告資料作成)へ広げたことにある。石橋を叩いて渡るように、成果が数字で見える業務から段階的に広げているのが成功要因ですね。

この「一業務で実績を作り、次に広げる」進め方は、エムズがAIシステム構築既存ビジネスのAI活用で企業を支援する際にも同じ順番で進めています。報告資料やスライド作成のような定型業務は、社内データが整理されていれば比較的早く自動化の効果が数字として出やすい領域で、ひろぎんHDのケースと同じ発想で着手できるわけです。実際にどの業務から手を付けるべきかは、既存の業務システムやデータの持ち方によって変わるため、業務システム構築の視点も合わせて設計するのが定石なんですね。

FAQよくある質問

ひろぎんHDのAIエージェントPoCは何を自動化しますか?
社内報告資料の作成を自動化するもので、Excelや社内データ基盤から情報を取得・整理し、文章・図表・スライド構成を生成してPowerPoint形式に出力します。
中小企業でも同じような生成AI活用はできますか?
稟議書や報告資料のように、フォーマットが決まっていてデータが社内に蓄積されている業務であれば、規模の大小を問わず段階的に自動化を進めやすい領域です。

出典・参考

  1. note.com「国内AIエージェント動向(2026/8/1号)」 https://note.com/yasuhitoo/n/nf5a2b664477d
  2. IoTNEWS「ひろぎんHD、生成AIで広島銀行の融資稟議書作成を効率化し年間5,200時間削減へ」 https://iotnews.jp/ai/268514/

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-12)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について
株式会社エムズ執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

株式会社エムズ 代表取締役 松浦 聡監修

松浦 聡(まつうら さとし)代表取締役

通信系の一部上場企業を経て、1998年にエムズコンサルティングを創業。2018年に法人化し、株式会社エムズ代表取締役に就任。新規事業開発、ポータル/マッチングサイト、AI活用を専門とし、これまでに1,000件超のWeb・システム構築を支援。

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