
インタセクト・コミュニケーションズが、小野写真館運営の振袖・卒業袴レンタル専門店『二十歳振袖館Az』にAI画像検索「PicInSite」を導入したところ、2026年8月時点で来店予約・衣装取り寄せの最終コンバージョン数が導入前6か月平均比27.8%増となりました。テキスト検索が苦手な商材において、画像起点の検索体験が成約にどう効いたのかを整理します。
- 小野写真館運営『二十歳振袖館Az』がAI画像検索「PicInSite」を導入し、2026年8月にギャラリー閲覧数が導入前6か月平均比23.8%増
- 平均エンゲージメント時間は同39.0%増
- 来店予約・衣装取り寄せの最終コンバージョン数は同27.8%増
PicInSite導入の概要
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、株式会社小野写真館が運営する振袖・卒業袴・男性袴レンタル専門店『二十歳振袖館Az』に、AI画像検索「PicInSite(ピックインサイト)」を導入したと発表しました。ユーザーは参考画像やスクリーンショットをもとに、20,000着以上の衣装の中からイメージに近い衣装を直感的に探せるようになりました。
導入後の2026年8月には、ギャラリーページのユーザー1人あたり閲覧数が導入前6か月平均比23.8%増、平均エンゲージメント時間が39.0%増、来店予約・衣装取り寄せなどの最終コンバージョン数も27.8%増となったと報告されている。
出典: (インタセクト・コミュニケーションズ株式会社のプレスリリース)
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000032118.html
数値はGoogleアナリティクスの計測値にもとづき、導入前6か月平均を100とした指数で表記されており、閲覧数・エンゲージメント時間は振袖・袴・男性袴の各ギャラリーページの平均、最終CVは来店予約フォームおよび衣装取り寄せフォームの送信数の合計だとされています。単なるアクセス増ではなく、成約に直結する行動指標が軒並み伸びている点が肝ですね。
成果を生んだ3つの要因
なぜ画像検索の導入がここまで成果に結びついたのか、3つの要因に分けて見ていきます。
- 言語化しにくい好みを画像で拾う:振袖のような色柄・雰囲気が重要な商材は、キーワード検索では希望を言語化しづらいもの。参考画像やスクリーンショットから探せる導線が離脱を防いだと考えられます。
- 20,000着からの絞り込みという検索体験:点数が多いほど従来の一覧・カテゴリ絞り込みでは疲れてしまいますが、画像起点の検索は選択肢の多さを逆に強みに変えます。
- 閲覧から予約への導線設計:エンゲージメント時間の伸びは単なる回遊ではなく、来店予約・衣装取り寄せという最終CVの増加と連動しており、閲覧の質そのものが上がったことを示しています。
自社サイトへの応用
この事例の要点は、検索機能そのものを接客の入口に変えたところにあるわけです。百聞は一見に如かずという言葉通り、テキストより画像の方が伝わる商材では、検索体験を変えるだけで成約率が動くことを示した事例ですね。
画像や条件から入口を作り、そこから問い合わせやリードにつなげる設計は、エムズのAI診断ツール構築が得意とする診断を入口にリード獲得する考え方と同じ構造です。婚礼・レンタル・住宅設備のように選択肢が多く言語化しにくい商材ほど、こうした入口の作り込みが効いてきます。既存サイトに画像認識や診断ロジックを組み込む部分はAIシステム構築で小規模からでも着手でき、複数店舗・多品目を扱うEC/レンタル業態であればモール型EC構築との組み合わせも選択肢になります。構築実績でも同様の探す体験の改善は繰り返し取り組んできたテーマです。
よくある質問
出典・参考
- インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000032118.html
- 宮崎日日新聞DIGITAL(PR TIMES配信記事の転載) https://www.the-miyanichi.co.jp/pressrelease/prtimes/1090871.html
※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-09-15)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。
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