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Tinderの「イベント機能」75都市拡大に学ぶ|スワイプ疲れ時代のマッチングサイト運営術

📅 2026-08-12 公開🏷️ 海外マッチング事例⏱ 約7分
Tinderの「イベント機能」75都市拡大に学ぶ|スワイプ疲れ時代のマッチングサイト運営術

Tinderを運営するMatch Groupは2026年8月の決算発表で、利用者同士がオフラインで出会う「Events」機能を、年内に75都市まで拡大する計画を明らかにした。スワイプ中心の設計が伸び悩むなか、リアル接点への投資でマッチング体験そのものを作り直そうとしているのが今回の焦点だ。

この記事のポイント
  • Tinderの新機能「Events」は1都市から10都市へ拡大済みで、年内に75都市へ拡大予定。18〜24歳ユーザーの71%が利用している
  • Match GroupのQ2 2026売上は853百万ドルで前年同期比1%減、Tinder単体の直接収益も457.5百万ドルで1%減と苦戦が続く
  • Tinderの有料会員(Payer)は前年比5%減の850万人だが、DAUの落ち込みは4%減から改善傾向にあり、マッチ数自体は前年比14%増えている

WHAT何が起きたのか

マッチングアプリ最大手Match Groupが運営するTinderは、スワイプ型のマッチングだけでは限界があるという判断のもと、リアルな場で出会う「Events」機能への投資を本格化させている。決算発表では、この機能が1都市から10都市へ拡大し、年内には75都市まで広げる計画が示された。

若年層ユーザーの71%がこの新機能に早期から反応し、利用していないユーザーの再考にもつながる可能性がある

出典: (Match Group 2026年Q2決算説明会に基づく編集部の整理)
finance.yahoo.com/markets/stocks/articles/match-group-inc-mt

背景には、Tinderの有料会員数が減り続け、既存の「スワイプ→マッチ→メッセージ」という体験そのものへの飽きが指摘されてきたことがある。一方で同じMatch Group傘下のHingeは直接収益が22%増と好調で、じっくり相性を見せる設計の方が今のユーザーに合っている可能性が高い。TinderのEvents強化も、この「じっくり型」への揺り戻しと同じ流れにある。

POINTSこの動きの3つのポイント

今回の決算とTechCrunchなどの報道から読み取れる3つのポイントを整理する。

INSIGHTマッチングサイト運営への活かし方

マッチングサイト運営への活かし方

Tinderの事例が示すのは、マッチング精度をアルゴリズムだけで上げようとしても、いずれユーザーは「疲れ」を感じるという現実だ。玉石混交のまま件数を増やすのではなく、信頼できる接点を絞って提示する仕組みが要る。まさに百聞は一見に如かずで、実際に会える・確かめられる場を組み込んだ設計に価値が移っているわけです。

この発想は、エムズが歯科の単発バイトマッチング『シカマチ』で実装した「お試し勤務」の仕組みと根が同じですね。歯科医院と働き手をアルゴリズムだけでマッチングするのではなく、1日単位のスポット勤務という“リアルに確かめられる接点”を組み込むことで、双方の納得感を高めているんです。Tinderが目指すEventsも、シカマチのお試し勤務も、マッチング後の「本当に合うか」を可視化する仕組みという点で同じ設計思想であり、こうしたマッチ率・満足度を高める改善はマッチングサイト構築×AIのサービスで、会員データを見ながら段階的に組み込めます。過去の構築実績でも、同様の仕組みを業種ごとにアレンジしてきた実績があるわけです。

FAQよくある質問

Tinderの「Events」機能とは何ですか?
マッチングしたユーザー同士がオフラインの集まりに参加できる機能で、2026年8月時点で10都市に展開され、年内に75都市への拡大が予定されています。
スワイプ型のマッチングサイトは今後どうなりますか?
スワイプ単体の設計は有料転換率が伸び悩む傾向があり、リアルな接点や信頼を可視化する仕組みを組み合わせる方向にシフトしています。自社サイトでも同様の改善余地があります。

出典・参考

  1. Bloomberg「Dating App Bumble to Let Men Make the First Move With Messaging Change」 https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-08-11/dating-app-bumble-to-let-men-make-the-first-move-with-messaging-change
  2. TechCrunch「As Gen Z reconsiders dating apps, Tinder's IRL events expand to dozens more cities」 https://techcrunch.com/2026/08/05/as-gen-z-reconsiders-dating-apps-tinders-irl-events-expand-to-dozens-more-cities/
  3. Yahoo Finance「Match Group Inc (MTCH) (Q2 2026) Earnings Call Highlights」 https://finance.yahoo.com/markets/stocks/articles/match-group-inc-mtch-q2-050208463.html

※本記事は上記の公開情報をもとに、株式会社エムズ編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-12)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について
株式会社エムズ執筆

株式会社エムズ 編集部

ポータルサイト・マッチングサイトの構築を専門とするエムズの編集部。1,000件を超える構築・運用支援の現場で得た知見をもとに、Web・システム・AI活用に関する情報をお届けしています。

株式会社エムズ 代表取締役 松浦 聡監修

松浦 聡(まつうら さとし)代表取締役

通信系の一部上場企業を経て、1998年にエムズコンサルティングを創業。2018年に法人化し、株式会社エムズ代表取締役に就任。新規事業開発、ポータル/マッチングサイト、AI活用を専門とし、これまでに1,000件超のWeb・システム構築を支援。

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